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何故ヨガが広まっているのか?

駅前を中心にヨガスタジオが増えており、多くの方がヨガに触れる環境が整っています。。

「ヨガジャーナル日本版」の調査(2017年3月2日発表)によると、日本のヨガ人口は月に1回以上行っている人が約590万人、年1位回以上の実施者は約770万人と推定されています。さらに今後2~3年以内にヨガを行ってみたい人を含めると今後のヨガ人口は約1,600万人にまで拡大すると見込まれています。

開成町総合型スポーツクラブでも2016年の5月からヨガを月に1回から初めて、その後、地域の皆様の多くの方にご参加をいただき、教室増加の要望をお受けして、地域全体に普及が進んでいます。

当クラブには、神奈川県の県西部ですと開成町、南足柄市、小田原市、大井町、山北町、松田町からいらっしゃっており、遠くは県央の秦野、伊勢原からもお越しになっていただいております。企業様からお声掛けをいただき箱根に足を伸ばさせていただくこともございます。

企業や団体様にお昼休みにお邪魔をして実施することもございます。興味深いのが、普段、開成町内の施設をお借りして実施する場合は9割が女性なのですが、お昼休みに企業様にお邪魔して実施すると、男性が7割~8割(年齢構成もまったく異なります)を占めるようになります。男女の労働環境の違いや、余暇への取り組み観の違いなど理由は様々ですが、ヘルスプロモーションの視点では重要な示唆があると感じます。

上述の調査によると、ヨガが継続する理由として健康面のメリットに加え、精神面のメリットや手軽さがある、とまとめられています。

ヨガの語源には「つなぐ」という意味があり、ストレス社会の中で身体の健康に加えて、精神面の健康、を求める方が増加しており、ヨガによって救われた、自分が幸せになれた、という体験者がインストラクターになり、その幸せをバトンとして誰かに渡す役割を担っていることも要因であるように感じます。

当クラブのインストラクターの中にもヨガによって救われた者がおり、ヨガを通じて誰かの力になりたいと志を持って参加しています。

健康面でのメリットだけではなく、人と人のつながりをつくる触媒としての役割を果たす社会インフラになりつつあるのかもしれません。

当クラブでは多くの方がもっと身近な場所でヨガに気軽に参加できるよう、地域の皆様の最寄の自治会館や、町内施設、遊休地を活用してヨガのプログラムを実施しております。

是非気軽にご参加いただけますと幸いです。